当時のブログから抜粋
2009年11月16日
今日 お昼に さくらが逝きました。
今朝も変わりなく ごはんを食べ、水も飲んで居たのに
おむつを交換して 私は出社していたのですが
三女から様子がおかしいと電話が入ったのは 11時でした
こういう日に限って受注に追われ、帰って様子を見る事もできず
12時 また三女から電話が入った。
自宅に戻った時 もう息はしていなかった
頭を丸めるように身体に置き、布団に埋もれるように横たわっていました
身体を整え タオルをかけ お線香を焚いてきました。
長女にも電話を入れたので 今夜お通夜をします
火葬場の予約も明日10時に入れました
明日午前10時 ルイ君も行ったところへ さくらを連れて行ってきます。
17年間 家族として暮らせた事 幸せに思いますよ さくら
合掌
11月17日
みぞれ交じりの雨の中 車の後部座席にさくらを乗せ
聖苑までの道中 さくらが小さい頃行っていた川原の上の橋を渡りました
他の犬達は川原を走り回っているのに私から半径1メートル以上離れなかった
他の犬達は川に入り泳いだり水を飲んだりしているのに
水が怖いさくらは、私と一緒に川の傍まで行っても尻ごみしてたっけ
花火大会のときもリードを外していても音と風景に怖がり
私の脇にベッタリ
車酔いをする事に気づいてから ドライブで川原に行かなくなったよね
そんな事を思い出しながら・・・
手続きを済ませ 焼却炉の前で最後のお別れ
箱をあけ顔をなでて ゆっくり休んでね ありがとう と声をかけました
30分ほどで、さくらはルイ君と同じように小さな骨壷に入り私のところへ戻ってきました
担当の方がおっしゃるには 歯が丈夫でしたねしっかり残っていますよ ですって
家に戻り お隣の奥さんの車が止まっていたので さくらを抱いたまま声をかけました
3年前に愛犬を亡くした方で さくらも可愛がってもらっていた
話をしながら 「抱かせてくれる?」と言われ 小さな骨壷を渡したら
片手でなでながら 「よく頑張ったね ゴン君も待ってるから寂しくないよ」
優しい言葉をかけてくれました。
保護犬の里親探しで目が合って家族になった さくら
病気一つせず、親孝行な子でした
17歳になった頃、人間でいう脳梗塞になり、手足が不自由になり
リハビリの指導でバスタオルに四か所の穴を空け足を通し
四隅を持って家の中を少しずつ歩かせました
毎日数回 お部屋で歩く練習しながら半年
おむつ生活でしたが、聞き分けは良く食欲もあって^^
写真の無いのが残念ですが
我が家の一員として過ごしていた さくらの紹介をしたかった
こじままでした。